diary: ワイドビューひだ

ワイドビューひだ

客先への納品作業のためにずいぶんと山奥まで行きました。

名古屋からこの特急に乗り換えなのだが
なぜか自分が乗った車両は乗客の８割くらいが外国人観光客。（中韓じゃなくて西洋人ばかり）
他の車両も似たようなカンジ。

高山が外国人観光客多いことは一度行ったことあるので知っていたけど、
それにしてもこんなにってくらい。
ツアーの団体とかじゃなくて個人旅行の方々がたくさん集まっている雰囲気。
（そもそもあちらの国にも団体ツアーみたいな仕組みあるんだろうか。）

この特急は小田急の藤沢駅とか同じように
岐阜でスイッチバックして進行方向が逆になるので
最初に名古屋を出発した時点では座席が逆向きになっている。

「最初の15～20分程度だけ進行方向と逆向きに走ります」

みたいな車内アナウンスが発車前から繰り返し流れるのだが日本語だけなので
この車両のほとんどの方々には通じない。

案の定、動き出すと逆向きに走っていることに気がついたみなさまが

「これ、逆向きじゃん」「なんで座席の向きが逆なのよ」

ってなカンジで立ち上がって話はじめる。
５分もすると所々で座席を回転させる。

で、岐阜を過ぎてこれまでと逆の進行方向に動き出すと
変えたはずの座席の向きがまた進行方向と逆向きになってしまうので
それに気がついたみなさんは手を叩いて大笑い。
（日本人では考えられない大きなリアクションで）

「そんなことかよー」

みたいなカンジで。

これをキッカケに、バラバラだったいくつかのグループで
コミュニケーションが始まって
それ以降車内はしばらく盛り上がっておりました。

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